学会員の活動/ボランティアバスに参加しました。

東日本大震災支援ボランティアバス 報告

*本ボランティアバスはひょうごボランタリープラザ、神戸学院大学、社会貢献学会の共催で派遣したものです。

1、日程
2011年8月17日(水)~8月21日(日)4泊5日 *17日夜と20日夜はバス車中泊

2、活動場所
宮城県東松島市(野蒜小学校、新東名地区、宮戸地区、矢本地区)
*サポートチームG:東松島市での支援活動を行うボランティア団体「サポートチームG」に今回の活動のコーディネートを依頼した。

3、参加者
・神戸学院大学 学生
・神戸学院大学附属高等学校 生徒
・舞子高等学校 生徒
・社会貢献学会 会員

4、活動概要
8月17日 神戸発
8月18日 民家の草刈り
8月19日 支援物資の荷降ろし(10tトラック2台分)/月浜(東松島市宮戸)の清掃活動
8月20日 「ありがとう!東松島元気フェスタ」お祭り準備支援、ブースの運営支援
8月21日 神戸着

5、所感
この度の震災の被害の大きさ、復興に係る時間の膨大さを改めて思い知らされた。
19日午前には10トントラックの荷卸しをしたが参加した高校生、大学生が30名程かかってやっと積み下ろすことができた。例えばこれを2~3名で行うとなると1日中作業してできるかどうかであり、これほど被害が大きい災害の場合、相当数の人手が必要であることを肌で感じた。
同日、東松島市宮戸の月浜にて行った清掃活動を行ったが、その時は表面上のゴミは多くなかったが砂を少し掘り返すとそこには木片や綱など様々なものが混ざっており掘れば掘るほど出てくるという印象であった。その砂に混ざったごみというのは震災を象徴的に表しているような気がした。いま目にすることのできる表面上の問題は少しずつ解決に向かっているが、実はもっと深くには、今見えている問題の数かそれ以上の数の問題が埋もれているということを象徴しているかのようであった。
一方、東松島市矢本地区で実施されたお祭りのお手伝いをする機会を得たが、そこには子どもから大人まで本当に多くの人が楽しそうに参加していた。震災被害で避難所生活を送るなど、地域が離れ離れになっているため、こうした人が集まる機会は非常に貴重であると感じた。祭りの準備、運営を通して地域の人々もつながり、また地域にも活気を与えているという印象を強く受け、こうした人が集まる「時間」や「場」の重要性を感じさせられた時間となった。
最後に今回は高校生、大学生が同乗した。高校生は初めて被災地に入ったということもあり、この数日間で成長したのではないだろうか。学校を離れ、現地の状況を五感で感じ、現地の人々と出会い、活動することはボランティアの人材育成にもなり得るため今後10年20年と続くであろう復興作業を見据えた時、非常に有意義なことであり、まずは現地で活動してみることが大切であると感じた。
以上

椿 大亮