1. 投稿区分
社会貢献学、防災・減災、ボランティア活動、環境、国際協力等の幅広い分野について、下記の6区分、論文・報告・研究ノート・討論および総説・寄稿とする。
(1)論文
理論、実証、または調査に基づく分析・解析を取りまとめたもので、新規性、独創性、有用性、信頼性、および発展性を有するもの。
(2)報告
事例報告で、有用性、信頼性、および新規性を有するもの。
(3)研究ノート
萌芽的な試論で顕著な展開が期待されるもの。過去の論文や報告を補遺する有用なデータ・数表・図表など。また、突発災害の調査結果などで緊急性を要する速報も含む。
(4)討論
既掲載の論文、報告、研究ノートに対する討論。
(5)総説
社会貢献学、防災・減災、ボランティア活動、環境、国際協力等に関する研究の現状あるいは将来への展望などにふれたもの。
(6)寄稿
社会貢献学、防災・減災、ボランティア活動、環境、国際協力等に対する評論や随想などのこれ以外に該当する分類がないもの。
2. 審査基準
政治的意図、あるいは宣伝の意図をもたないものを査読の対象とする。
(1)論文、報告については以下の4種類の判定を行なうこととする。
①採用
字句や簡易な修正はあるものの,ほぼそのままの形で掲載が可能である。
②条件付き採用
掲載するために必要な修正(表現や体裁の明確なミス、追加説明など)はあるものの、再査読は必要ない。
③再査読
掲載するために必要な修正があり、適切な修正が行われているかの評価を行うための再査読を行い採用の可否を評価する。
④不採用
(i)論文の不採用の理由:新規性、独創性、有用性、信頼性、発展性などが乏しい。
(ii)報告の不採用の理由:新規性、有用性、信頼性などが乏しい。
(2)研究ノートについては、以下の3種類の判定を行なうこととする。
①採用
そのままの形で掲載が可能である。
②条件付採用
字句あるいは簡単な修正が必要、再査読は必要ない。
③不採用
速報:データ不採用の理由:有用性・信頼性が乏しい。
(3)討論については、以下の3種類の判定を行なうこととする。
①採用
そのままの形で掲載が可能である。
②条件付採用
字句あるいは簡単な修正が必要、再査読は必要ない。
③不採用
討論不採用の理由:議論が適切でなく、客観性が著しく欠けている。
(4)総説・寄稿については、掲載可否の審査ではなく、掲載の適否の評価であり、以下の3種類の判定を行なうこととする。
①採用
そのままの形で掲載が可能である。
②条件付採用
字句あるいは簡単な修正が必要である。
③不採用
寄稿不採用の理由:内容が特集号の趣旨に逸脱している、また、著しく偏った経験や意見がまとめられている。
付則
本規定は、理事会の承認をもって2012年7月24日より施行する。