社会貢献学会では、東日本大震災に対する取り組みの一環として、
被災住民交流ボランティアを実施しました。
被災住民交流ボランティア活動報告
社会貢献学会 学生会員 藤原麗生 (神戸学院大学3回生、Small sunlight代表)
これまで社会貢献学会が継続的に支援活動を実施している石巻市雄勝町にて、神戸学院大学の学生を中心とする5名の会員が2013年9月1日から5日に掛けて、足湯ボランティアなどの交流活動を行いました。
活動場所:雄勝診療所 /雄勝ふれあいセンター /名振仮設団地 /東松島市 月浜仮設団地
足湯ボランティアを通したコミュニケーションを取りながら、震災後も地元(雄勝町)に残っている人たちからお話を聞かせていただくことができました。
(雄勝ふれあいセンターにて足湯ボランティアを行う神戸学院大学の森下さん)
被災前の雄勝町のこと。
被災後に雄勝町がどのように変わっていったのか。
ご自身のこと。
ご家族のこと。
事前告知を見て雄勝診療所に足を運んでくださった地元の人たちは、お会いするのが初めてということを忘れてしまうくらいに打ち解けてくだり、和やかな雰囲気の中で足湯と会話を楽しんでいただけて、とても嬉しかったです。
さらに、雄勝町名振の仮設住宅に住むお母さんたちが行っている、「マザーミサンガ」という団体とお会いすることができました。マザーミサンガは、願いを込めて漁網の補修糸を使ったミサンガを編み販売をすることで、復興を目指している団体です。
活動しているお母さんたちの多くは漁業関係者なので、午前は漁業の仕事をこなして午後はみんなでコミュニティーセンターに集まってお茶をしながらミサンガを編んでおり、支援の輪でつながった全国の人たちと、これから先も縁が切れないように。との思いが込められているそうです。
(復興への思いがこもったミサンガ)
私たちも、今回の活動の中心である足湯を通して関わることができた多くの人たちとのご縁を、大切に、大切に育んでいきたいと思います。